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お子さんが一歳になったら考えたいこと


一歳そして赤ちゃんから子どもへ

 誕生から早くも1年、赤ちゃんはめでたく一歳の誕生日を迎えます。わずか3000g前後の小さな身体で生まれた赤ちゃんも、個人差はあるものの体重8kg、身長70cmを上回り、抱っこをする際にも、ずっしりと重さを感じるまでに成長されていることでしょう。

 また、つかまり立ちを経て歩き始め、おもちゃなどの道具を使い、そして言葉によるコミュニケーションもできるようになるなど、この一年の赤ちゃんの成長は、驚くほどのスピードであったことを、お母さんは誇らしく思われていることでしょう。

 赤ちゃんから子どもへの移行期である一歳を過ぎる頃になると、子どもの成長はさらに加速をみせることになります。自らの意志で行動することができることから、好奇心や探求心を満たすために、お子さんは日々目を輝かせて、身の回りのものを見たり触ったりしつつ学ぶはずです。

一歳以降の教育の注意点

 このため、徐々に高度な教育を施すとともに、しっかりとしたルールを無理なく教える必要性が増す頃でもあります。ただし、高度な教育やルールの学習とはいえ、あくまでも遊びの中にその要素を無理なく取り入れていくことが重要であり、基本はまだお母さんとの密接なコミュニケーションをベースとした、数多くの遊びの中に、これらのことを織り交ぜていくという方法が中心となります。

 何かを学ぶこと、覚えること、達成することが、如何に楽しいことなのかを、この時期からしっかりと理解させることこそが、今後のお子さんの学力の伸びに直結する重要なことだからです。

 よってこの頃のお母さんのアプローチは、その後のお子さんが伸びるか否かを決定する上での分岐点にもなります。お母さんがお子さんを気遣うばかり、勉強を無理強いさせたり、しつけと称してあれこれと行動を制約しすぎると、せっかくのお子さんの発達を阻害したり、学ぶことが嫌いになるリスクさえあるのです。

 まずはお子さんに対して、どのようなアプローチをすべきかを、お母さんがしっかりと理解する必要があります。しっかりとしたアプローチを、三歳になるまで施すことで、お子さんは非常に優秀な子どもとなるための基礎能力を身につけることができるのです。

家庭内のルールを学びつつ何にでもトライさせる

 この月齢になると、お子さんはしても良いことと悪いことについて、教わればそれを理解して学ぶ能力が備わるようになります。一方で、強烈なまでの好奇心や探求心を持つ頃でもあることから、何にでも手を出したい、お母さんのやっていることをすべて真似てみたいと考える時期でもあります。

 行動力もあることから、時に危険だと思えることやものにも手を出し、時にお母さんをハラハラとさせることもあることでしょう。先にもふれていますが、お母さんは、「ダメ!」という言葉を使って、危険を伝えようとするかもしれません。

 危険な行為ですから、お母さんが焦ってそう言ってしまうのも無理はありません。しかしこの行為は、お子さんのいたずらを誘発する行動でもあることをご存知でしょうか。1歳を越える頃になると、お子さんは自分の行動によってお母さんの目を引く術を覚えます。何らかの行為をすることで、すぐにお母さんが反応してくれることを知ると、あえてそれを繰り返し、お母さんの気を引こうとすることがあるのです。

 このため、まずはお母さんが事前に危険となりうる環境を排除することが必要です。つまり、手を出したら危ないものは、お子さんが遊ぶ場所から徹底して取り除くことです。また、危険なことをお子さんがしようとしたなら、感情的に声を荒げるのではなく、「これに触ったら危ないの」と、なぜそれがいけないことなのかの意味を添えて、穏やかに対応してあげる必要があります。

 同様に、お子さんに家庭内のルールを、徐々に教えてあげていただきたいと思います。お子さんは、しっかりと理解できれば、そのルールに従うようになるはずです。

 ただしあれこれと行動を制限するのではなく、できれば何にでもトライさせてあげ、もしその中で危険行動があるようであれば、それをしっかりと説明していくことが重要になります。 頭ごなしに行動を制するのではなく、感情的に怒るのでもなく、対話を通じてお子さんの理解を深めてあげることは、実は1歳児からでも十分にできることなのです。

赤ちゃんではなく子どもとして言葉を教える

 1歳を越える頃になると、喃語の中に単語が少しずつ混ざり始めることでしょう。また、多くの語り掛けや読み聞かせをされてきた場合には、早い子であれば1歳を過ぎるあたりから喃語を卒業し、一語文としての伝達ができるようになるものです。

 この頃のお子さんは、遊びを通じてさらに多くの言葉を学ぶようになります。このため、お母さんは喃語からの卒業を促す意味でも、赤ちゃん言葉で接するのではなく、おもちゃや身の回りのもののすべての名称を、正しく教え始めることが必要です。

 このアプローチによって、お子さんは徐々に正しいものの名前を覚え始めます。ただし、当初は記憶したものをすぐに口に出すことはできないかもしれません。しかしこれについては個人差があることから、お母さんは全く心配するに値しません。まずは言葉を覚えさせる、ものの名前を記憶させることに重点をおいていただければよいでしょう。

 なお、お子さんがものの名前を覚えているかを確認することは容易です。たとえば、日々「これはスプーンよ」と指をさして教えれば、「スプーンはどれ?」と聞くと、スプーンを指差すようになります。また、「スプーンを取って」というお母さんの問いに、実際にスプーンを取ってお母さんに渡す動作をしてくれるようになります。

 この頃は何に対してでも興味をしめすことから、さまざまなものを指差すかもしれません。これはお子さんがそのものに興味を示していることから、お母さんはかならず「あれは自動車だよ」「これはチューリップよ」と、名称をしっかりと教えてあげるとよいでしょう。お子さんはこれらの細やかなお母さんの対応に応え、多くの単語を記憶してくれるはずです。

習慣としての効果的な遊び

 既に取り入れられているご家庭もあろうかと思いますが、この頃の月齢のお子さんに対する効果的名遊びは、規則正しい生活習慣の中に組み込まれているのが理想的です。

 基本的には、1日2回程度で、1回1時間を目安として組み込み、その間はお母さんがアプローチする学習効果の高い遊びでお子さんと盛り上がるのが良いでしょう。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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