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お子さんの社会性を育むためのお母さんの言葉とは


社会性欠如やモラル低下が及ぼす弊害とは

昨今、若者の社会性欠如やモラル低下が問題となることがあります。たとえば、公共の場において、ゴミを平気で放置して立ち去ったり、電車の優先席において、お年寄りが前に立っていても譲ることなくスマートフォンに興じている、困った人がいてもそれを笑うことはできても助けることができないなど、例を挙げれば切りがありません。

社会性欠如やモラル低下は、社会問題化しているわけですが、実は当人にも大きなハンディキャップを与えてしまうことが少なくありません。

たとえば、しっかりとした教育のもと、高学歴を得ることに成功したとしても、社会性が欠如している場合、実社会に出た際に、職場のコミュニティにとけ込めなかったり、本来誰もができるはずの仕事がなかなかできない場合が少なくないのです。

仕事においては、何らかのサービスを提供したり、特定の市場に対して何らかの貢献をすることにより、その対価として売上や給与を得ることになります。このため、どうしても顧客の視点に立った思考が重要となるものです。ところが、社会性が欠如した人間の場合、顧客の視点に立って思考することができません。つまり顧客ニーズの把握ができないわけでえす。

しかしこれでは、しっかりと教育して高学歴を得たとしても、ビジネス社会において成功を収めることができないばかりか、生きていくことさえ苦労することにもなりかねません。よってお子さんが小さい頃から、できれば社会性についての教育を施す必要もあろうかと思います。

お友達の視点でものを見ることの重要性

小さなお子さんに社会性を理解させるというと、そんな難しいことができるはずはないと思われる親御さんも多いことでしょう。しかし、お子さんに社会性を持たせることはとても簡単です。社会性を持たせるためには、お子さん以外の立場があることを理解させればよいからです。

たとえば、小さな子供であったとしても、ひとたび公園へと遊びに行けば、同年代の多くのお子さんと接する機会があります。これは、小さな子供たちのコミュニティといえます。つまり小さな社会であるわけです。

当初、小さなお子さんは、このコミュニティの中で、自我を主張することでしょう。これまでの成長過程においては、親御さんとのコミュニケーションしか体験してこなかったわけであり、大切に守られて成長したわけですから、これは当然のことであると言えます。

また、自己の主張は個性の提示でもあることから、これ自体は重要です。

ところが、自我を主張しただけでは、コミュニティの中へととけ込むことはできません。また、何かあったとしても第三者にその原因を押しつけて「僕は悪くない」と自己中心的な理論を展開することでしょう。

さて、この様な際に、お子さんのパーソナリティはしっかりと認めてあげた上で、次の問いかけをして上げることにより、お子さんには次第に社会性が身につくものです。

それは、第三者の立場の認識です。

たとえば、同年代のお子さんと、おもちゃの取り合いから、ちょっとした喧嘩になったとします。この際、単に喧嘩を制するのではなく、お子さんの意見をしっかりと受け止めてあげた上で、「お友達はどう思ったんだろうね」と、第三者側の立場で物事を考える機会を与えて上げるわけです。

当初はあまり理解できないかもしれません。しかし、この様なアプローチをしてあげることで、お子さんは次第に、お友達側の立場に立って物事を考える能力が備わることになります。

すると、お友達とのやりとりにも、若干の変化を見ることができるようになります。

「このおもちゃはぼくも使いたいけど、でも、この子も欲しいからいっしょに遊ぶよ」

といったような、高度な社会的判断を、小さなお子さんが下すことができるようになるのです。

第三者の視点において物事を考えることができるようになった子供は、多くの場合、コミュニティにおいてリーダー的な立ち位置に立つものです。また、このようなお子さんが成長すると、学校や大学、実社会においても、中心的な役割を担う可能性が高くなります。

お母さんからのアプローチは、お友達の視線にも立って物事を考えるためのアプローチだけですが、時にこのアプローチは、コミュニティにおけるお子さんの優位性を大きく高める結果にもなるわけです。

よって、社会性を持たせることのできる機会があったなら、是非ともお子さんにそんなアプローチをしていただければと思います。一線を画した頭角の現れは、そんな配慮からも生まれるものなのですから。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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