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お母さんの言葉が子供の能力の延びを左右する


子供の延びを止めることもあるお母さんの言葉

「うちの子供は、本当にできなくて困ります」と、そんなご意見を頂戴することがあります。中には謙遜をされていらっしゃる親御さんもいらっしゃるようですが、親御さんのこの想いが、もしストレートにお子さんにも向けられてたなら、それは少々問題があろうかと思います。なぜなら、お母さんの言葉は、子供の能力の延びに対して、多大な影響を与える場合が少なくないからです。

「あなたは、なんでこんな事もできないの?」

「本当にバカなんだから」

「どうしてこんな子になっちゃったのかしら」

この様な言葉を、ストレートにお子さんにぶつけられているとしたら、そして、子供が延びないことを悩まれているのであれば、その原因はお母さんご本人にあります。

各所でも述べているように、子供には無限の可能性があるものです。ですから、若干の能力差に関係なく、親御さんのアプローチ次第によっては、お子さんは驚くほど延びるものです。

しかし、お子さんが最も信頼している親御さんが、「あなたはバカだから」と日々言い続けたなら、子供はそれを次第に真実として受け止めるようになります。そして、自分が能力的に劣っていると認識してしまうことで、自信を喪失し、何に対するやる気も失せてしまうことでしょう。何をするにしても「どうせ僕はできない子だから」と考えてしまうわけですから、これはある意味当然のことと言えます。

つまり、本来は持っている無限の可能性に、お母さんがフタをしてしまうことになるのです。

能力を最大限に引き出すお母さんの言葉とは

さて、ではお子さんの能力を最大限に延ばすためには、お母さんはどの様な言葉を、お子さんに投げかけてあげれば良いでしょうか。

お子さんが常にやる気をキープするためには、まずは最もお子さんが信頼を寄せる親御さんご自身が、お子さんの能力を信じることが必要となります。つまり、常にお子さんの可能性を示唆することが、重要となります。

とはいえ、小さなお子さんですから、何でも最初から上手にできることはありません。何度やってもなかなか出来ないこともあろうかと思います。しかしこんな時こそ、「大丈夫。あなたはとっても出来る子だから」と、笑顔で接することこそが、子供の能力を引き出すことになります。

また、この言葉によって、お子さんのやる気が持続するようなら、その際に、ちょっとした助言を与えてあげるのも良いでしょう。助言によって、お子さんはこれまでできなかったことができるようになることでしょう。そして、お子さんが事を成すことができたのなら、「すごいね。出来たね」と、ほめて挙げることです。

このような展開を日々繰り返すことで、お子さんには、しっかりとした自信が形成されるものです。そして、お子さんが自信を持つことができるようになると、それから以降、どの様な事に対しても、前向きに取り組むことができるようになります。実はこの流れが、自学自習能力を持つ子供を作り上げることになるものなのです。

勉強も運動も優れた子供に育てる言葉とは

お子さんの中には、勉強はできるのに運動は苦手という子供や、逆に活発で運動はできるのに勉強は苦手という子供もいるものです。

しかし、親御さんの多くは「できれば、勉強もできて運動も得意という子供に育てたい」と願うはずです。また、コミュニケーション能力にも長け、誰とでも仲良く元気に遊ぶことの出来る子供であってほしいと思われていらっしゃることでしょう。

お子さんがひとつの能力に長けながらも、他のことが苦手となる原因にも、実は先に問題として取り上げた、親御さんの言葉が影響していることがあります。

たとえば、たまたま我が子が、カケッコがとても得意であったとします。すると、親御さんはそれをとても喜ぶとともに、「あなたは運動がとても出来る子」と誉めることでしょう。これはお子さんにしても、とてもうれしい言葉です。

ところがこの子が、本読みや計算で苦労していると、「あなたは運動はとても得意なのにねえ」などとの言葉を投げかけてしまうことがあるかもしれません。また、我が子を紹介する際にも「うちの子は運動は得意なんだけど・・・」といった言葉を使ってしまうこともあるかもしれません。

しかしこれらの言葉は、子供から他の能力の芽をつみ取ってしまうリスクがあります。親御さんの言葉を耳にしたお子さんには、「自分は運動は出来るけど勉強は出来ない」という固定観念を持ってしまうことがあるからです。

これはとても勿体ないことと言えます。一つの能力が開花したのですから、この絶好のタイミングにおいて、さらなる能力も引き出してあげる取り組みを、親御さんがしてあげることが重要となります。

方法は簡単です。お母さんは、カケッコが得意な我が子に、このようなアプローチをしてあげれば良いのです。

「あなたはカケッコがとても速い子。カケッコが速い子は、お勉強もとてもできる子なのよ」

つまり、ひとつの得意な事を持つことができたのだから、別のこともできるということを、常にお子さんに伝えてあげれば良いわけです。これは、勉強なら得意というお子さんや、コミュニケーション能力はあるというお子さんにも同様に使うことができるはずです。

一つことに対する自信は、他の事に対しての自信をも形成しやすいものです。ですから、ひとつの事ができたのなら、是非ともこのようなアプローチをして差し上げればと思います。すると、お子さんは何に対してでも、前向きに取り組むことのできる自信を持つことになります。お勉強も運動も、そしてコミュニケーション能力にも長けたお子さんに成長していく切っ掛け作りになるわけです。

日々あまり意識せずに用いる言葉ではあります。しかし、お子さんに対する言葉には、ある程度の配慮が必要となることを、ご記憶いただければと思います。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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