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一歳以降は個性の尊重と自立を促す対応を


好奇心の高まりに応じる環境を

 個人差はあるものの、この頃の月齢のお子さんは、そろそろよちよち歩きから卒業し、しっかりと歩くことができるようになることでしょう。まだ頼りなさは残すものの、動きが機敏となることから、お母さんにも、常に注意を払う必要が生じてくるはずです。

 ちょっと目を離すと、危ないことを始めたり、危険なものに触れようとすることもあることから、お母さん「これはダメ」「それもダメ」とお子さんの行動を制したくなるかもしれません。

 しかしこの頃のお子さんは、自らの意志で動き回ることができることから、日々新たな発見をするとともに、それに触れて確かめたいと、好奇心や探求心が高まる頃であるといえます。この際、好奇心の高まりを抑制されていると、お子さんには大きなストレスが掛かることになります。見たいものを見れず、ふれたいものにふれることができないことから、欲求を解消する術がないからです。しかしこれではお子さんのせっかくの成長を阻むこととなります。

 先にもふれていますが、まずはお子さんが伸び伸びと行動できるような環境を作ることが大切です。触れたら危ないものを置かない、多少転がったとしても怪我をしないなどの環境を部分的にでも作り上げ、そこで自由にお母さんと遊ぶことができる環境は、この頃のお子さんにはとても重要です。

お子さんがものを投げたがることの訳

 この頃のお子さんは、おもちゃなどを投げる仕草を繰り返すことが多いかと思います。筋肉が発達し、自らの力を使いたくなる頃であり、また、手足を自由に使うことができるようになることから、それを実際に試したい頃でもあるからです。

 このような場合、お母さんが投げたおもちゃをひろいながら、それを制することはあまり好ましくありません。ものを投げれば必ずお母さんの気を引くことができることを、お子さんが覚えてしまうと、お母さんの気を引きたいがためにそれを繰り返すようになります。

 投げても安全なものを置き、また投げても問題のないスペースで、お母さんとボールなどのキャッチボールをしてあげると、お子さんはそれを楽しむことができるようになります。その遊びにのみお母さんが対応してあげて、他の機会に別のものを投げていたら、それは一人でやらせるという区分けをつければ、お子さんはお母さんと遊ぶ以外に、ものを投げることを次第にしなくなるので、あまり無理にやめさせようとせずに、当初は見守ることも大切です。

お子さんがカンシャクを起こした際の対応

 これもまた個人差はありますが、1歳から2歳程度において、お子さんは度々カンシャクを起こすことがあるかと思います。この頃になると、様々なことができるようになる一方で、思い通りに行かないことにも数々遭遇するものです。

 これまでは何かあればお母さんが対応してくれていたわけですが、お子さんの思考が複雑になると、そのすべてにお母さんが対応できなくなります。また、自立への歩みとして、何とかしたいとの思いが芽生える一方で、それがままならないことが多い場合、そのストレスを発散させる術がなく、お子さんは手足をばたつかせては、激しく泣き喚くことになるわけです。

 お子さんがカンシャクを起こした場合、お母さんはそれを何とかおさめようとすることでしょう。お子さんを叱り付けたり、なだめたりしようとするかもしれません。しかしこの対応は、度重なるカンシャクを誘発することになります。

 気分が悪くカンシャクを起こすと、お母さんが飛んできて自分に注目してくれることを学ぶと、お母さんに注目されたいと泣き喚くようになることがあるからです。

 お子さんがカンシャクを起こしたならば、静かにその場から立ち去ることを試していただきたいと思います。すると、思い通りにならずに泣き喚いても、結果的にお母さんが対応してくれないことに、お子さんは必ず学ぶはずです。そしてそれがわかれば、お子さんは不用意には、泣き喚いたりはしなくなるものです。

 お子さんが良い行動を取った際、大いに褒めながら喜んであげ、好ましくないことやあまりしてもらいたくない行動を取った際には、しっかりと説明するか、もしくは反応しないこと、そしてその反応から、自らの行動の良し悪しを学ばせるのも、ひとつの教育方法として存在することを、お母さんも知っておいていただければと思います。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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