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一歳後半からの対応と遊び


クイズ遊びを取り入れた遊びを

 一歳も後半になると、お子さんはお母さんの言葉の多くを理解し、それに対する言葉を返したり行動で示したりができるようになります。また、多くの読みきかせをされてきたのであれば、語彙数も飛躍的に多くなる頃です。

 そこで簡単なクイズを遊びの中に組み込んでいくことで、お子さんの思考力や推理力、発想力などを引き出していきます。クイズ遊びの基本は、ごく簡単なことを聞いては答えさせるというものです。最初から難しい問いは避け、ごく簡単に答えられるクイズを出します。

 たとえば小さなおもちゃを見せた上で両手のいずれかの手の中に隠して「おもちゃはどっちにある?」と聞きます。この際、最初はおもちゃを半分見せた状態で聞きます。この問いにお子さんが「こっち」と言い当てることができたら、「当たり~。すごいね~」と褒めてあげます。

 次におもちゃをまったく見えない状態にして同様に「おもちゃはどっち」と質問します。この際にゆっくりおもちゃを握ることを見せていれば、簡単に答えることができるでしょう。それでも大いにお母さんは喜び、そしてお子さんを褒めます。

 同様に、多くのクイズを考えては出題をします。最初は簡単にわかるように、そして徐々に難しくしていくというのがコツです。過度なストレスを与えず、常にふたりで楽しむことができるクイズ遊びであれば、徐々にボーダーを上げたとしても、お子さんは望んで考えそして答えてくれるようになるはずです。

自己認識遊びにも質問を

 自立を促す意味でも、自己認識の促進は重要な遊びとなります。自己認識には、先にもふれているように、鏡を見せる方法があります。鏡の前にお子さんを立たせて、鏡に映るお子さんを指さして「これはだ~れ?」と聞きます。お子さんが自分の名前を言うことができたら褒めてあげます。

 また次にお母さん自身を指差して「これはだ~れ?」と聞きます。うまく答えられなかったら「お母さん」「ママ」などと教えてあげます。何度かやれば答えられるようになるはずです。

 次にお子さんの目や耳、鼻、口などを指さしたり、お母さんが自分の各部分を指さしたりしながら、「これは目」「これはお鼻」などと教えたり、聞いたりしながら、身体の部分の名前を教えていきます。

 このように、人や自分についての存在、自分や家族の名前、人の各部の名前などを遊びのたびに教えていきます。また、質問をしてそれに答えさせることを意識して、会話に流れをつけます。このことで、お子さんはさまざまなことをカード以外においても覚えることになります。

お外遊びを積極的に

 そろそろ身体もしっかりとして、筋肉も発達してくることから、まだ頼りなさは残るものの、お外遊びも徐々にできるようになるはずです。このため、できればお外に連れ出して、外でしか触れることができないものに触れる経験を積極的にしたいものです。

 また、子どもたちが遊んでいるのを当初見せるというだけでも大きな刺激になります。そして徐々に遊具にトライさせていきます。始めはどうしてもお母さんが付きっ切りで見ていたり、手を添えたりすることも必要となりますが、そんな中でもできることは積極的にさせてあげることが重要です。

 また、木陰でちょっとしたかくれんぼなども有効です。完全に隠れては不安を与えてしまうので、当初は身体を半分だけ隠してお子さんに見つけさせます。お子さんが見つけたなら、「よく見つけたね~」といって褒めてあげます。このような初歩的な遊びの中で、少しずついろいろな遊びを楽しんで行うようになります。

カード遊び・読み聞かせ・歌・時間を決めた幼児番組など

 一歳以前から続けているであろうカード遊び・読み聞かせ・歌・時間を決めた幼児番組などは、一歳以降も継続して、積極的に遊びに組み入れていただきたく思います。

 カード遊びを既に始められている場合、多くのカードの名前や絵を記憶していることでしょう。カード遊びは、カルタ遊びやカード探しなど、バリエーションを広げて楽しむことができることに加え、質問形式を複雑化していくこともできます。

 たとえば、単なる名称のみならず、「くだものはどれ?」「赤いものは?」「お鼻の長い動物は?」などと徐々に質問の難易度を上げることで、関連する情報を幅広く認識させたり、探させたりという遊びも簡単にできます。

 読み聞かせについては、集中力も増してきていることから、何冊も「読んで」とせがまれるかもしれません。寝る前などの時間を割くことができるなら、お子さんの集中力が続く中で、数多くの本を読み聞かせていただきたいと思います。

 童謡やわらべ歌などの歌も、お母さんといっしょに歌うことを続けましょう。また、幼児番組を時間を決めて見せてあげると、テレビを見ながら歌ったり踊ったりして楽しむようになることでしょう。

 これらの遊びは、今後継続して取り入れることで、お子さんの能力を引き出すことに貢献してくれるはずです。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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