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学ぶと同時にそれを伝える能力をつけさせておく必要性


学ぶ能力と同時に延ばしてあげたい表現力

 本好きの子供たちは、個人差はあるものの多くの本を読み漁るものです。このため、一般的な水準を遙かに上回る知識を身につけるとともに、難しい漢字なども自然と覚えていきます。

 よって本が好きになるような環境を与えることは、それだけで、その後のお子さんの成績を高いレベルで推移させるための強力なアドバンテージとなります。

 また、お子さんが本好きになったのなら、是非とも引き出してあげたい能力があります。それは、読書などで取り込んだ知識を、人に伝える表現力です。

 読書などで得る知識は、お子さんからすれば入力情報となります。一方で取り込んだ知識を人に伝えるためには、入力情報を一旦頭の中で組立てなおして、出力する行程が不可欠となります。

 そしてこの行程のトレーニングが、後に非常に重要な能力となるものだからです。

学んだことを人に伝えることができなければ良い成績を取ることはできない

 本好きの子供たちは、多くの情報を文字を通じて取り込んでいきます。ところがその一方で、取り込んだ情報を人に伝える能力については、人並みというお子さんも少なくありません。つまり取り込む方向のみであり、これを人に伝えることはあまり得意ではないというお子さんです。

 しかしこれでは、お子さんが成長していくに従って、成績が伸び悩んだり、実社会に出ても仕事ができなかったりといった予想外の展開を生じることがあります。

 成績のできる子供や、仕事ができる成人は、一旦取り込んだ知識を頭の中で組み立て直し、それを表現する能力が長けているものです。

 成績の判断基準のひとつとなるテストや試験は、取り込んだ情報を、いかに表現するかにかかっています。これは、大学などでのレポートや卒論などもしかりです。また、仕事の場合は、取り込んだ情報、つまり多くの学びや経験をもとに、それをいかに役立つ情報として顧客に提供するかによって、その人間ができるか否かという判断がなされることになります。つまり、入力側のみならず出力側の能力に長けていることが重要なのです。

 このため、読書などによる入力側の能力を高めると同時に、それを頭の中で組み立て、それを表現する能力も、同時に高めるようなアシストが不可欠となるのです。

学んだことを表現する能力をつけるための方法とは

 さて、では出力側の能力を高めるためには、どのような指導をしていけば良いでしょうか。

 これには、学んだ知識を人に伝えることが楽しいことであることをお子さんに知って貰うことから始めます。

 たとえば、一冊の本を読み聞かせたり、読んだりしたなら、お母さんはそれとなく、質問を投げかけてあげることが必要となります。

 たとえば「この本はどんなお話だった?」というように、あらすじを語らせてみたり、登場人物が誰だったか、その人物はどのような印象だったかの質問を、会話の中に織り交ぜ、子供が一旦取り込んだ知識を、共に共有することの楽しさを教えてあげるわけです。

 また、本のみならず、テレビ番組を見ていたら、それがどのような番組だったかをそれとなく聞きます。

 少し慣れてくれば、お子さんは喜んでそれに答えてくれるはずです。つまり、取り込んだ知識を頭の中で組み立て直し、それを表現する能力が育成されていくわけです。

 最初から感想文などを強要するのではなく、まず第一には、取り込んだ知識を、表現という形で第三者に伝えることが楽しいことであることを、お子さんに教えてあげてください。

 実社会においては、学びだけで生きていくことはできません。多くの知識を学んだならば、それを独自に組み立て直し、そしてそれを第三者に投げかけていくことこそが、勉強ができ仕事ができる人間と評価されて行くものです。つまり入力、思考、出力のすべてに長けた人間こそが、実社会においても強く生き抜いていけるものだからです。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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