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自学自習に不可欠な国語力の開発プロセス


自学自習を身につけた子供が共通して持つ能力とは

 自学自習を身につけたお子さんを見ると、ある共通点があることに気づきます。それは、先にご紹介した計算能力に加えて、高い国語力を持ち、常に書物に親しむという点です。このような子供たちは、時間があれば、多くの本を読み進みます。さまざまな本の中から、数多くのことを学びつつ、自ら知力や能力を拡大させていくわけです。

 そこで、ここでは、お子さんに高い国語力を付けさせるためのプロセスをご紹介したいと思います。

 本サイトをお読みいただいたお母さんであれば、早期教育の重要性を十分にご理解いただいていることでしょう。

 多くの絵本を読み聞かせるとともに、様々なカードで日々お子さんと遊ぶことを繰り返しているならば、お子さんが2歳になられる頃には、簡単な絵本であれば、すべてを記憶して暗唱することができるようになるはずです。

 また、文字についても、ゆっくりであれば追うことができるようになっているかもしれません。もし、このレベルにまで達していないのであれば、焦ることはありませんが、是非とも絵本の読み聞かせと、カード遊びを日々継続して、しかも楽しく続けていただきたいと思います。

 この継続により、時間的な差はあるものの、お子さんは、必ず本に興味を示し始めるものです。また、同時に進めるカード遊びによって、多くのモノの名前や、ひらがな、カタカナ、漢字を吸収することで、自ら本を読む行為を楽しむことができるようになります。

 最初は、お母さんとともに、文字を追いつつ、ゆっくりと読み進めます。すると、ある時、自ら文字を音読することができるようになることでしょう。人は、自ら持ち得た能力を使うことに喜びを覚えるものです。これは、お子さんとて同様なのです。

自学自習を促進させる上で必要な書く能力

 さて、お子さんが絵本に強い興味を覚え始め、自ら絵本をめくりつつ、音読を始めるようになったのなら、早速次のフェーズへと移行していただきたく思います。

 それは、文字を書くトレーニングです。

 幼児用の文字トレーニング教材は、大手書店などで数多く手に入れることができるはずです。まずはひらがなやカタカナ、数字などからスタートします。

 カード遊びにより、画数の少ない漢字から平行して覚えていくことができれば、それもすぐに書くことができるようになるはずです。

「小さな子供に文字を書かせる必要があるのか」

と、そんな疑問をもたれるお母さんも少なくないことでしょう。

 しかし実は、急速に脳が成長する2歳から3歳児において、文字を書くトレーニングは、とても重要となるものです。

 文字を書くためには、指先の微妙な動きを制御する必要があります。そしてこの微妙な動きは、脳によって指示がなされます。このため、文字を書くトレーニングを行うことで、脳は活性化し、より多くの思考や記憶を促進するものだからです。

 なお、当初は15分程度の短い時間で十分です。また、あくまでもお子さんとふれあい、楽しく遊ぶという感覚で、文字を書く練習を続けていただきたいと思います。

 2,3歳児のお子さんには、勉強という概念はありません。お母さんとの楽しいふれあいを通じて、常に安心感や幸福感を味わうとともに、いっしょに遊ぶことで、日々湧き起こる強い興味を満たすことを喜ぶに過ぎないわけです。

 ですから、無理強いをするのではなく、日々少ない時間でも継続をすることが、とても重要な要素となるわけです。

 ある程度文字が書けるようになったのなら、次には簡単な作文に挑戦するのもよいでしょう。まずはお母さんが、お子さんにもわかる簡単な文章で、短い文章を書いてみせます。

「きょうは、さちえちゃんとあそびました。とってもたのしかったです」

 など、ごく簡単なものでかまいません。お子さんはそれをとても興味深く見るはずです。また、この際にお子さんに文字を書く能力が備わっているならば、すぐにでもそれをまねようとするはずです。時間がかかってもかまわないので、徐々に文章を書く能力を伸ばしていっていただければと思います。

自学自習能力が完成する瞬間とは

 文字を書く能力が備わると、読む能力についても同時に向上して行くものです。すでに簡単な本であれば、自ら読み切ることができるようになるものです。日々本をめくっては、音読をしつつ自ら読書を楽しめるようになることでしょう。

 実はこのことが、後の自学自習能力の原動力となるものです。

 小さなお子さんには、非常に強い、知ることに対する好奇心があるものです。しかし、読み書きの能力を得たお子さんは、読書によってその好奇心を満たすことができるようになります。また、時には考えを文字によって表現することもできるようになります。お子さんにとってこの能力ほど、身につけて楽しいものはないわけです。

 お子さんは、数多くの絵本を読破していくことでしょう。また、少し難しい本は、「読んで」とお母さんにせがむかもしれません。お母さんが繰り返し、読み聞かせをしてあげることで、次第にそれも自ら読めるようになることでしょう。

 そして、この繰り返しが、次第に自学学習の能力を身につけていくことになります。知りたいことを学ぶことの素晴らしさに、お子さんが気づいてしまえば、それから以降、口うるさく「勉強をしなさい」と言い続けなくても、自ら進んで学ぶことができるようになるわけです。

 また、国語力は、今後の成長過程において、非常に重要な能力となるものです。読解力がなければ、設問を理解することができません。また、表現力がなければ、設問の解を得ることができたとしても、それを表現することができません。

 小学校就学以前に、これらの基礎学力を付けさせることで、お子さんは、何のストレスもなく、学校の勉強をこなすとともに、自ら興味を持つ分野の知識を、書籍で学ぶようになります。

 知ることの素晴らしさや楽しさが身についているお子さんです。毎度お母さんにいわれなくとも、進んで学ぶ姿勢を崩すことはないわけです。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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