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出産直後のお母さんからのアプローチ


新生児期の遊びはお母さんとのふれあいから

新生児期の赤ちゃんは、まだ首がすわっていないため、ごく簡単なふれあいを重視します。また、赤ちゃんの皮膚を刺激してあげることで、脳の活性化や好奇心の拡大を図ります。

実際には、まず赤ちゃんの寝ている位置を替えてあげます。仰向けからうつぶせに、うつぶせから仰向けに体勢を替えてあげることで、適度な刺激を与えます。なお、うつぶせの場合は、赤ちゃんが無理なく呼吸ができるかについて十分な配慮が必要です。

また、赤ちゃんの服を着替えさせたり、オムツを変えてあげる際には、お腹や背中、両肩、両腕、両足をやさしく撫でてあげましょう。皮膚の刺激は、脳の発育に大きな影響を及ぼすとされているからです。なお、胸の周囲は心臓が近いため、さすってはならないとされています。まだ心肺機能が未成熟なため、刺激を与えるのはリスクがあるからです。

赤ちゃんをしっかりと抱いてあげることも、赤ちゃんとのコミュニケーションを図る上で重要なあそびといえます。優しく抱いてゆっくりとゆすります。過度な動きは、脳にダメージを与えるリスクがあるため、やさしくゆっくりと、赤ちゃんに愛情をいっぱい与えてあげる気持ちを大切にしたいものです。

なお、赤ちゃんを抱っこする場合、左胸を顔を置くかたちが望ましいとされます。お母さんの心音があかちゃんに伝えやすくなり、赤ちゃんは安心した気持ちでいられるからです。

赤ちゃんが泣きだした際のお母さんの対応

赤ちゃんが泣き出すと、すぐに抱き上げてしまうお母さんがいらっしゃいます。すると赤ちゃんは泣けば抱いてもらえることをすぐに覚えます。ただし、当初泣いた要因は、タッコをしてもらうためでなかったかもしれません。

赤ちゃんが泣いたなら、抱き上げる前に、赤ちゃんをしっかりと観察することが必要です。

まずオムツを確認し、ぬれていれば交換をします。また、赤ちゃんの唇に指を当て、強い吸引反射があるようであれば、お腹が空いているのでミルクを与えます。また、身体をお母さんの鼓動タイミングでトントンとやさしくたたきます。もし眠いだけであれば赤ちゃんは、それだけで安心して眠りに付くはずです。

お母さんがしっかりと赤ちゃんを観察することができれば、赤ちゃんが泣いている原因を知ることができるようになるはずです。すると、赤ちゃんは欲求に対する適切な対応をしてもらえることから、無駄に泣くことも泣く、また、抱き癖がつくこともなく、快適な育児環境を構築することができるものなのです。

聴覚を刺激する遊びはお母さんの歌から

聴覚は胎児の頃に既にそなわっているものです。このため胎児の頃に耳にした音や音楽には興味を示しやすい傾向にあるようです。

最も親しみを持って耳にしてきたものは、当然のことながらお母さんの声であるはずです。そこで、お母さんが赤ちゃんに子守唄ややさしい童謡などを歌ってあげるのは、赤ちゃんの聴覚を刺激するのにもっとも効果的といえるでしょう。また、服を着替えさせたり、オムツを替えてあげる際、耳元でやさしく語りかけるのも聴覚の刺激を促します。

一日に3分から5分程度、ラジオを聴かせるのも効果があるとされています。短い時間を限定しているのは、赤ちゃんがその音に集中しやすい環境を生み出すためです。赤ちゃんはまだ各機能や器官が成熟していないことから、変化のないものには無関心となりやすいものです。つまり常にラジオを聴かせていると、その変化を認識できず効果が薄れるためです。

また、心地よい音楽を適度に聴かせるのも効果があります。特に胎児の頃に聞かせていた音楽には興味を示すものです。つまりその頃の記憶があるためです。

視覚を刺激する遊びとは

赤ちゃんは出産当初視力を持たないという説が一般化していた時期がありました。確かにすべてが鮮明に見えているわけではありませんし、色の識別は生後徐々に備わる機能とされています。しかし、出産間もない赤ちゃんであっても、しっかりと明かりを認識することはできますし、光る物や、単純なパターンの絵などを認識する力はあります。

また、視覚認識能力は、日々急速な勢いで成長を続けています。このため、効果的な視覚遊びは、この頃の重要なもののひとつとなります。

まず赤ちゃんを寝かせる際、光の刺激が一定方向からのみにならないようにしてあげる必要があります。たとえば南窓のお部屋に、東向きで寝かせている場合、赤ちゃんは主に左目に光の刺激を受けることになります。これを避けるために、時々枕の位置を反対にすることで、両目に均等に刺激を与えるように配慮します。

モービルの動きにも、赤ちゃんは早期から興味を示し始めるものです。ただし動きが早いとまだそれについていくことができません。このような場合には、アルミホイルをまるめて作ったボールを、赤ちゃんの鼻から30cm程度の距離にくるように吊るします。赤ちゃんが起きている際に、そのボールを軽くふって回転させてあげると、乱反射した光を赤ちゃんは認識し、興味を示します。

なおかなり早期からでも、カードを認識しそれに興味を示すようになるものです。複雑なパターンは認識できませんが、たとえば画用紙に大きくスマイルマークを書いて、赤ちゃんの名前を呼びながら、「こんにちは」と語りかけると、その方向に赤ちゃんは振り向きます。画用紙をゆっくりと左から右へとゆっくり移動させると、赤ちゃんはその動きを追って、視線を動かすものです。

もし赤ちゃんが喜んでいるようであれば、このような遊びも、早期からお母さんがしてあげると良いでしょう。ただし、大人の感覚で遊びすぎると、赤ちゃんは疲れてしまうので、あくまでも赤ちゃんが望んでいる際に、数分間だけ、遊んであげると良いでしょう。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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