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生後2ヶ月から4ヶ月の赤ちゃんとのあやし遊び


身体がしっかりとして手や腕を使い始める頃

出産当初は、とても弱々しかった赤ちゃんも、生後2ヶ月を迎える頃には、身体が徐々にしっかりとしはじめます。首はまだすわらないもののかなり安定してきたはずです。また、うつぶせにした状態でも、自分で顔をあげられるようになります。

この頃になると、手を開いて物をつかむ仕草も、多く見受けられるようになるはずです。指しゃぶりを始めるのもこの頃からであり、また、個人差はありますが、ガラガラを渡すと、短い時間であれば持って遊ぶことができるようになることでしょう。

先にもふれている通り、赤ちゃんにはさまざまな原始反射機能が備わっています。たとえば、把握反応においては、お母さんの人差し指を、赤ちゃんの手の小指の方からゆっくりと入れると、赤ちゃんはそれをしっかりと握り返すものです。毎日これを続けていると、すぐに自分の意志で握ることができるようになります。

身体や首がしっかりとしてくるにしたがって、お母さんと赤ちゃんが楽しむことのできる遊びも急速にバリエーションが増えていきます。赤ちゃんの機嫌が良いときに、日々5分程度、お母さんとの遊びを通して、赤ちゃんの能力開発を促進させていくことにしましょう。

筋肉に刺激を与えることで脳を活性化させる遊び

感覚を活性化させる遊びは、生後2ヶ月以降も脳の活性化に有効とされています。先にもふれていますが、服を着替えさせるときやオムツを替えるときには、お腹や背中、腕、足などを、やさしくマッサージさせてあげましょう。

赤ちゃんにとって皮膚からの刺激は、お母さんの愛情を感じ取ることとなるうえ、脳に対しての適度な刺激となり、成長を促す作用があります。

また、この頃になると手足もしっかりとしてくることから、筋肉に対して積極的に刺激を与えてあげることが必要です。

たとえば、あかちゃんを仰向けにねかせて両手を握り、ゆっくりとバンザイをするように、赤ちゃんの頭の上まで動かす動作を2、3回繰り返してあげます。また、両手を顔の前に持っていったり、横に広げたりも2、3回繰り返します。足については、足首を持って、膝を曲げたり伸ばしたりをしてあげます。

これらの動作は、筋肉に対する適度な刺激となり、脳を活性化させる効果が期待できます。また、これらの運動の際に、お母さんの笑顔や、やさしい語りかけを併用することで、赤ちゃんは喜んでそれに応えるようになるはずです。

さらには、赤ちゃんをうつぶせにして、足の裏を両手で軽く押してあげます。赤ちゃんは、足を踏ん張るような反応を見せるかもしれません。これは後の歩行への準備としても有効となります。

視覚的な刺激は遊びによって与えることができる

赤ちゃんはこれまで主に仰向けでの生活をしてきたはずです。しかしそろそろうつぶせの体勢にも徐々に慣れさせてあげたいものです。

赤ちゃんをうつぶせにすると、頭を徐々に持ち上げることができるようになるはずです。赤ちゃんは自力で周囲の環境を目で見て感じ取ろうとすることでしょう。まわりを見渡すことができれば、それは赤ちゃんにとって新たな発見となるうえ、好奇心を満たすことにもなります。

また、うつぶせにする際には、模様のついた布を下に敷き、その上で遊ばせることにより、その模様に興味を示すかもしれません。

このようにこれまでとは異なるものを赤ちゃんに見せてあげることで、赤ちゃんはそれを前向きに見ようとします。強い好奇心が、自らの視覚能力を高め、それはそのまま脳の活性化への効果となります。

なお、まだ完全に首がすわっていない赤ちゃんをうつぶせにする際には、やさしく注意してあげてください。うつぶせを嫌がるようであれば、当初は1分程度で仰向けに戻します。ただしなれてくると、目に入るものを積極的にみようとして、顔を上げようとするはずです。これは首の筋肉のトレーニングにもなります。慣れたなら2、3分程度、仰向けで遊ばせてあげたいものです。

聴覚を刺激する遊びも日々積み重ねていく

聴覚もまた急速な成長を続けています。聴覚に対する刺激は、言葉の認識、音による状況認識など、脳の活性化を促します。このため、生まれてすぐに始めた聴覚への刺激は、今後も継続して行います。

赤ちゃんを抱いて、お母さんがやさしく話しかけたり、歌を歌ってあげてください。徐々に感情が明確になっていく赤ちゃんは、楽しげにそれに応えてくれるようになってくるはずです。また、オルゴールや音楽、ラジオなども1日5分から10分程度聴かせてあげて下さい。

小児用の靴下に小さな鈴を取り付けて、遊びのときだけはかせるのも、聴覚を刺激するのに有効だとされます。赤ちゃんが足を動かすと、そのときだけ鈴の音が聞こえることから、赤ちゃんは徐々にその関連性を記憶し、喜んで足を動かすようになるはずです。

また、お母さんが赤ちゃんから少しはなれて赤ちゃんに話しかけ、赤ちゃんが目で追う動作をするかも確認します。音の方向に意識を集中できるようになるのも、この頃からのことです。

仰向けのままでもできる遊び

仰向けの状態でいる際、活発に身体を動かしているのであれば、赤ちゃんは元気に遊びたがっているはずです。まだうつぶせの状態を続けるのに無理があるようであれば、仰向けのままでもお母さんと楽しく遊ぶことは可能です。

手作りのホイルボールを目から30cmほど離した位置に吊るして揺らしてあげる遊びについては先にもふれています。また、この頃になると原色の識別が可能となってくることから、あまり複雑でないパターンの絵や、おもちゃをお母さんが見せてあげると、赤ちゃんはそれに興味を示すようになります。

そこで、やさしく語りかけを行いながらも、おもちゃの位置をゆっくりと動かしていきます。すると赤ちゃんはその方向を視線で追うはずです。おもちゃを赤ちゃんの視野から見えない位置まで動かしたら「いな~い」といってしばらく赤ちゃんを観察します。

おもちゃが見えなくなった位置に視線をむけたまま、赤ちゃんが待っているようであれば、その位置に「いた~」といって再びおもちゃを出現させます。

この遊びは、赤ちゃんに「待つ」という動作を教えるのに有効だとされています。また、見えたり見えなかったりという変化は、赤ちゃんが興味深く受け止める傾向にあり、脳の活性化にも有効だとされています。

また、そろそろ軽いガラガラなどを与えてあげることも有効です。当初は軽くても長い時間持っていることはできませんが、慣れてくれば徐々にガラガラで遊びます。また、ガラガラを右手から左手、左手から右手へと握り替えて遊ぶなど、複雑な動作を行うことができるようになるはずです。

手の動作は、そのまま脳を活発に活動させます。是非ともガラガラは有効に活用していただきたく思います。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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