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生後4ヶ月から6ヶ月の握り遊び期


手足の運動が繊細かつ活発になる生後4ヶ月

生後4ヶ月になると、そろそろ手足の運動が繊細かつ活発になりはじめます。すでに首もすわり、寝返りをした際に手を開いて身体を自ら支える準備が始まります。この頃の赤ちゃんは、指も独立してかなり自由に動かすことができるようになっているはずです。

すでにガラガラなどのおもちゃを手にとっては眺めたりなめたりという遊びも、ひとりで行うことができるようになっていることでしょう。

多くの喜びと愛情、そして家族みんなとの笑いのある環境に育つ子どもは、成長速度も非常に速いものです。よってすでに身の回りのものに興味を示したり、目の前のおもちゃを手にとって遊ぶことも覚えているはずです。

まだおもちゃを手に取ったり、それを持つことができないのであれば、当初はおもちゃをおかあさんが目の前に提示しては渡したり、逆にお母さんが赤ちゃんからおもちゃを受け取ったりといた遊びを繰り返すことで、指の繊細な動作を促進させることが必要となります。

握る動作はその後の発育にも影響を与える

この頃に、握る動作を積極的に行わないと、その後の発育にも影響を与えることになります。お母さんは、赤ちゃんの機嫌を観察しつつ、遊びたがっていれば、どうぞ赤ちゃんとガラガラなどのおもちゃやカードなどで、赤ちゃんと遊んでいただきたく思います。

多くの語りかけを行ったり、赤ちゃんを笑わせたりしつつも、赤ちゃんが握る動作を自由に行うことができるように、ガラガラや小さなおもちゃを使って、楽しく遊んであげることが重要です。

ちなみにこの時期に、お母さんとおもちゃでよく遊んだ赤ちゃんは、その後指しゃぶりを早くにやめる傾向があります。遊びの中から多くのことを学んだ赤ちゃんは、脳の活性が早いために、その後、身の回りにあるものを積極的に探索したり、言葉の準備を始めたりすることから、指をしゃぶる必要がなくなるためだといわれています。

また、握る動作が思うとおりにできるようになり、自ら手をいっぱいに開けるようになると、自ら寝返りを打ち這う動作を開始するのも早くなります。つまり、握る動作を自由にできるようになることは、その後の這う動作や、歩く動作の準備段階として重要であり、よって、発育にも重要な影響を与えることになるわけです。

言葉を話す準備を始める

これまでのお母さんの積極的な語りかけによって、赤ちゃんは数多くの単語を耳にしています。そろそろ赤ちゃんは、お母さんの声を言葉の音として認識を始めているはずです。成長の早い赤ちゃんの場合3ヶ月あたりから始めても良いのですが、そろそろ言葉をはなす準備を始めていくことにしましょう。

言葉の準備として、あかちゃんに身体の各部の名前を教える方法があります。これには、柔らかい綿や羽根などの筆を用意し、その筆で手足や顔を優しく撫でながら、その部分の名前を教えます。たとえば手を優しく撫でながら「かお~」、同様に手や足を優しく撫でながら「て~」「あし~」などとお母さんが笑顔で語ります。

赤ちゃんは皮膚による刺激を敏感に捉えることから、この感覚と身体の各部の名称を同時記憶することで、やがて名称が身体の部分を示している単語であることを認識するようになります。

また、皮膚の刺激を高めるために、布でごく優しく身体を撫でてあげることも有効とされています。心地よい刺激を受けながら、お母さんが優しく語りかけることで、赤ちゃんの脳は活性化し、同時にお母さんの言葉を学び、お母さんの口の動きをまねようとし始めることでしょう。子音を含む喃語が出始めたら、赤ちゃんが言葉を発するのももうすぐです。

ベビーサインによる赤ちゃんとのコミュニケーション

この頃の赤ちゃんは、まだ言語を使いこなすことができません。しかしベビーサインによってある程度のコミュニケーションを図ることができることをご存知でしょうか。

ベビーサインとは、まだ話すことができない赤ちゃんと、手などのジェスチャーを用いて疎通を図るコミュニケーション手段であり、幼児期の言語能力を高めたり、育児ストレスを軽減するなどのメリットを持つものです。

ベビーサインにおいては、おっぱいをあげるときに、両手をグーパーさせる、「もっと」の時は両手の指先を軽く閉じてトントンと合わせる、「おしまい」の時は両手をあわせる、「痛い」の表現は両手の人差し指をツンツンと合わせるなど、言葉と動作をあわせ、常に赤ちゃんに接することにより、徐々に赤ちゃんがそれを記憶し、言葉が出ないうちから、赤ちゃんが動作で要求を伝えるようになるというものです。

ジェスチャーや動作に決まりはありませんが、お母さんが一貫して動作を行うと、次第に子どもはそれを使うことができるようになります。

まだ言葉がありませんから、要求が伝わらず赤ちゃんはもどかしさを感じるものですが、これらの動作を記憶させることで、赤ちゃんは動作によってお母さんに要求を伝えることができるようになります。

赤ちゃんが本当にできるのかとの疑問を持つ方も少なくありませんが、実際にベビーサインによるコミュニケーションに成功している親子もいることから、遊びの一環として取り入れてみるのも良いでしょう。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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