HOME>新生児教育編

生後6ヶ月から9ヶ月の遊び


五感をフルに活用して多くのことを学ぶ時期

生後半年の赤ちゃんは、五感をしっかりと感じるのみならず自らの行動において、より広範囲の世界を観察することができるようになります。脳も活性化し、多くのことを急速に理解し記憶するようになります。

この頃は、視覚や聴覚を始めとする五感をフルに働かせて、より多くの情報を与えてあげることが必要です。

また、身の回りのものやその名前についても、驚くべきスピードで記憶していきます。そこで、この能力に応えるべく、お母さんも積極的に赤ちゃんとの遊びを通じ、多くのことを教えてあげることが望ましいでしょう。

この頃の赤ちゃんには、何かアクションを起こすと何らかの反応があるおもちゃはが有効となります。たとえば、振ったり引っ張ったりすると音が出るおもちゃや、大きなボタンを押すとさまざまな音が鳴るおもちゃなどは強い興味を示します。これらで遊ぶことにより、働きかけた原因とそれに対する結果の関係を学ぶことから、問題解決法における基礎を教えていきます。

視覚聴覚を刺激すると同時に物の名前の存在を教える

これまで使ってきたものや、これからつかうプラスチックのお皿や赤ちゃん用のスプーン、マグカップ、その他多くのものを赤ちゃんに触れさせながら、その名前をお母さんが教えてあげるようにしましょう。これを繰り返し続けると、赤ちゃんは身の回りのものの名称を徐々に記憶するようになります。

ただし身の回りのものは、赤ちゃんがひとりで触ったり扱ったりすると、思わぬ事故を引き起こす場合もあることから、触らせる場合には、お母さんが十分に注意して行う必要があります。

また、赤ちゃんを抱っこしてお母さんとふたりで鏡を見ながら、目や口、鼻、耳などを指差しながら、ふたりで「め」「くーち」「はな」「みみ」などといった具合に名称を教えます。お母さんの目を指し示した後に、赤ちゃんの目を指し示すなどの比較をさせることも有効です。

絵本の読み聞かせも積極的に行います。絵本に登場するさまざまな物を指差しながら、「これはくるま」「いぬ」「はな」「ばなな」などと名称をいうと、次第に赤ちゃんは、それを指差しながら、お母さんの口を模倣しながらものを言おうとするようになります。

より複雑な聴覚の使い方を学ばせる

聴覚は五感の中でも比較的最初に備わる力とされています。ガラガラや鈴の音については、赤ちゃんは日々の遊びの中で記憶していることでしょう。そこでこれらを、たとえば赤ちゃんの視界に入らない位置で振る遊びをしてあげましょう。

たとえば、赤ちゃんの左後ろや右後ろの位置でガラガラを振り、「どこにあるかな?」とお母さんが声をかけます。そして、赤ちゃんが音のする方向を向き、ガラガラを発見したら、「あった~」「みつけた~」などと優しく褒めてあげます。

さまざまな位置で、ガラガラやオルゴールなどを鳴らせては、それを探させる遊びは、赤ちゃんにとっては宝探しに近いほどの面白さがあるはずです。そしてこの遊びの中で、赤ちゃんは空間的な認識と共に、音の微妙な変化や、その方向性を認識する能力が育まれることになります。

お母さんやお父さんとのお風呂遊び

半年くらいになると、抱っこをしてお風呂にいっしょに入ることができるようになることでしょう。お風呂では、水に浮くおもちゃを与えると、それを手にして喜んで遊ぶはずです。お母さんやお父さんが、石鹸箱にお湯を入れてゆっくりと流してみたり、おもちゃを沈めたり浮かばせたりしながら、その変化を教えてあげると、赤ちゃんは喜んでそれに応えてくれることでしょう。

また、この頃から水が好きになる子、嫌いになる子が別れていくものです。嫌いになる場合、水が顔などに掛かった際に、お母さん側があせって対応をすることがあり、そのこと事態が、水は危険で怖いものと子どもに教えてしまうことが少なからずあります。

ですから、目や耳、鼻などに水が入るのを注意しつつ、多少顔に水が掛かっても、笑顔をそのままにやさしく遊びを続けてあげることが必要です。

野外のさまざまな物にふれさせよう

まだ歩くことはできないものの、野外のさまざまなものに慣れさせることは準備として始めてよいと思います。また、家にいることから、それまで触れたことのないものは、野外にはとても多く存在します。

お母さんやお父さんが赤ちゃんを抱っこして、近くの公園などに行き、公園にある木や石、草、葉っぱなどを、その名前を言いながら、赤ちゃんに触らせてあげましょう。また、注意は必要ですが、犬や猫の存在を教えてあげると共に、それらの毛に触らせてあげるのもよいでしょう。

子どもは動物に対して強い興味を示すものです。そして実際に見た犬や猫を、絵本の中に発見することで、実物と絵、それらの名前についての関連性を学ぶことになります。

さらに高度な模倣遊びを取り入れる

赤ちゃんを、お母さんとにらめっこできる体勢でだっこをしてあげて、いろいろな言葉を教えます。お話の中で「おはよう」「こんにちは」などの挨拶を、口を大きく動かしながらゆっくりと発音し、赤ちゃんの反応を観察します。

赤ちゃんはお母さんの口の動きを注意深く観察するとともに、それをまねようとするはずです。そこでさまざまなジェスチャーなどを含めて、あかちゃんとゆっくりとした会話を楽しむようにします。赤ちゃんはこの遊びから、多くの言葉やゼスチャーを学ぶことでしょう。また、あるとき、それを言葉として発してくれるようになるはずです。

誤飲しやすいものの徹底排除

それまでベビーサークルで主に過ごした赤ちゃんも、そろそろ外で遊ばせることが増えるかと思います。この際に、気をつけなければならないのが、赤ちゃんの誤飲です。

限りない好奇心を持った赤ちゃんは、手にするものを確認するために、口に運びます。このため、小さなものなどを誤飲してしまうリスクが高まります。よって赤ちゃんの行動範囲が広がるようであれば、あからじめリスクの高いものは、徹底して排除しておく必要があります。

誤飲しやすいものとしては、ビー玉やブロック、ボタン、乾電池、ピンや指輪、タバコの吸殻などがあげられます。また、これ以外にもはさみやドライバーなど、危険と思われるものは、子どもの手の届くところには絶対に置かない配慮が必要となります。

Sponsored Link

前ページ次ページ

Profile

本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

カテゴリ一覧


新生児教育編