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生後9~11ヶ月のアプローチ


テレビやビデオの見せすぎを控える必要性

赤ちゃんが喜ぶからと、テレビやビデオを長時間見させるお母さんが多いとききます。確かにテレビを見せていれば、赤ちゃんはそれに集中してくれるため、楽ではあります。しかし赤ちゃんが好むからと、テレビを見せすぎるのには問題があります。

実は赤ちゃんが言葉を中心としてさまざまなことを学ぶのは、言葉とその言葉に対する反応を関連つけることによる記憶の積み重ねであることがわかっています。ところがテレビの場合、情報は一方通行で流されます。大量の情報を与えるものの、赤ちゃんは自らの反応を相手に見てもらうことができません。このことから、コミュニケーション能力促進に対する刺激にはなりません。

しかしそれでは、まったく効果がないかというとそんなことはありません。たとえば、「お母さんといっしょ」を始めとした幼児番組では、多くの童謡を扱っています。踊りを交えた歌の時間も多くあります。少し動けるようになる赤ちゃんは、これらの番組を見ることがとても好きなものです。

ですから、お母さんは赤ちゃんに対して、常にテレビを見せるのではなく、幼児番組の鑑賞時間を決め、その時間にのみテレビを子どもに見せてあげると良いわけです。日々の限定された時間の中であれば、赤ちゃんは集中して様々なことを吸収してくれるはずです。

育児語の是非について考える

お母さんやお父さんが赤ちゃんに語りかける際には、意識せずとも声高で抑揚のついた独特の話し方になるかと思います。これをマザーリーズ(母親語)と呼びます。

マザーリーズは、赤ちゃんとのコミュニケーションには不可欠なものといえます。なぜなら、マザーリーズによる語りかけには、赤ちゃんがより耳を傾ける傾向にあることがわかっているからです。ですから、赤ちゃんに語りかける際には、笑顔でゆっくりと、声高で抑揚のついた話し方を心がける必要があります。

また、会話の中に「ねんね」「まんま」「あんよ」などの幼児語を多用する傾向にありますが、これについては是非が問われる所です。多用したとしても、後に正しい言い方に置き換えていけばよいので、とりあえずはコミュニケーションを優先したほうが良いという考えがある一方で、マザーリーズは不可欠であるものの、幼児語の多用は無意味という説もあります。

早期教育の観点からいうならば、赤ちゃんの理解度をお母さんが見ながら、正しい単語を教えていくことも必要だと思われます。ただし、語りかけの際には、必ず笑顔でゆっくりと、しかも声高で抑揚のついた話し方を心がけることだけには、注意を続ける必要がありそうです。

外の世界を日々見させる必要性

子どもにはそれぞれ様々な性格があるものです。日々外で多くの友だちと遊びまわる子どもがいる一方で、家の中に閉じこもったまま外に出なかったり、外に出ても公園の片隅でひとりで遊ぶ子もいます。これらの性格の相違は、先天的な要素もあるものの大半は後天的な環境に大きく左右されるといいます。

では、たくましく行動的な子どもに育て上げるためには、お母さんはどのような教育を施していけばよいでしょうか。

赤ちゃんの時から、どれだけ多くの生活体験を受けることができたかの差が、たくましさの度合いを決定する可能性が高いといえます。つまり、お母さんからの愛情に包まれて育ったとしても、家の中だけ、家族環境だけにしか触れることができなかった赤ちゃんは、成長後も、コミュニティへの参入が苦手となる傾向にあるのです。

よって赤ちゃんの頃から、積極的に豊富な生活体験を受けさせる必要があります。つまり、なるべく外に出て、外界の刺激を受けさせることが重要なのです。

実際には、公園へ行き、外にある様々なものにふれさせつつ語りかけを繰り返したり、実際に子どもたちが元気に遊ぶ光景を、日々見せてあげることが重要なのです。また、時には多くの人が集う場所へ出向き、複数の人とのふれあいを体験させることも必要です。

赤ちゃんだからと家にこもったきりにならず、時間を決めてでも外の世界を見せてあげることは、その後の子どものコミュニケーション能力を育てる面においても、とても重要なことである点について、是非とも認識していただきたく思います。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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