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胎教に不可欠なお母さんとのコミュニケーション


お母さんと胎児のコミュニケーション体系

胎教においては、外部からの好ましい刺激が不可欠となることについて、すでにご理解いただいていることでしょう。

胎児の脳が成長し始めるタイミングにおいて、外部からの愛情や語りかけを始めとする様々な働きかけをすることにより、脳を活性化させ、成長を効果的に促す効果を得ることが、胎教であるわけです。このため、好ましい様々な刺激をもって、胎児に働きかける必要があるわけですが、これにはお母さんとのコミュニケーションが不可欠となります。

胎児はまだお母さんのお腹の中にいるわけであり、よって胎児に働きかけることができるのはお母さんに限られることになります。

なお、お母さんと胎児のコミュニケーション体系は、次に示す5つに集約されます。

母と胎児のコミュニケーション体系

1)栄養コミュニケーション

2)生理的コミュニケーション

3)感情コミュニケーション

4)運動コミュニケーション

5)言語コミュニケーション

個々のコミュニケーション体系の説明

次にこのコミュニケーション体系について理解を深めていくことにしましょう。

まず最初の栄養コミュニケーションですが、先に「胎教はお母さんの食生活から」において説明をしています。母親が食べたものが胎児に伝わることから、お母さんは胎児にとって有益な食物を効果的に摂取する必要があるわけです。

次の生理的コミュニケーションとは、ホルモン分泌など、母親の心理状態が、生理的にホルモン分泌に変化を及ぼすことで、胎児への影響を及ぼすことをいいます。つまり、お母さんの精神状態を、胎児は認識することになります。母親が心配事を抱えていたり、悲しみを覚えると、ホルモンの分泌に異常が発生し、そのまま胎児へと伝わるのです。

近年の研究において、母親が強いストレスを感じ続けると、その悪影響が直接的に胎児に影響することがわかってきています。できるだけ幸せを感じつつリラックスした状態を保つことが必要であるわけです。

なお、お母さんの感情は、五感を介しても胎児へと伝わります。感情の変化は、そのまま身体的な変化を及ぼすことから、これを胎児は感じ取るのです。これをここでは感情コミュニケーションとしています。

次の運動コミュニケーションは、胎児を宿した上での適度な運動が、そのまま胎児の運動能力に影響を及ぼすというものです。妊娠中ですから過度な運動は避けなければなりませんが、それでも寝てばかりでは問題があります。適度な運動によって健康体を保つことで、胎児への好ましい刺激を与えることができるわけです。また、お母さんがやさしくお腹をなでたりすることも、物理的な刺激を胎児に与えることになります。

最後の言語コミュニケーションは、胎児に対する語り掛けです。胎児は5ヶ月くらいから聴力を持ちます。また、母親の語りかけは、初期段階の言語野を活性化させることも解明されつつあります。つまりお腹の中の赤ちゃんは、お母さんの語りかけを、単なる音ではなく言語として認識しようとしているわけです。

お母さんは自分の見てたことや感じたことを、優しく胎児に語り掛けてあげることが良いとされます。また、歌を歌ってあげたり、本を読み聞かせてあげることも有効なコミュニケーションであるとされています。お腹をやさしくなでながら、リラックスした気持ちで語りかけを行うことで、胎児はそれを心地よい刺激として受け取り、脳を活性化させていくことになるわけです。

さて、胎教においてはこれまでに挙げたすべてのコミュニケーション体系を用いることで、胎児の五感のすべてを効果的に刺激し、幸せにつつまれないがらも、より高度な脳の発育をめざします。

とはいえ、それは決して堅苦しいものではなく、むしろお母さんと赤ちゃんがリラックスした状態の中で、楽しく時を過ごせるものであることだといえそうです。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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