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乳幼児から始められる右脳トレーニング


どの子も天才児秀才児に育てることができる

 あなたが子どもの頃、あなたの周りにもとても頭の良いお友だちがいらしたことでしょう。知識が豊富であり、どのような勉強も難なくこなします。勉強に臨む際にありがちな重さも全く感じさせず、どこか毎日を楽に生きている印象もうけるといった生徒です。

 あなたはきっとそんなお友だちを、うらやましく思ったかもしれません。「やっぱり頭のいい子はいるんだ」あなたはそういいつつ、自分の能力のなさを嘆きます。

 天才肌とも言われるようなこのような生徒は、割合からすれば少ないものの、どこにでも一人や二人は存在するものです。彼らは生まれながらにして天才だったのでしょうか。生まれながらにして天才的な能力を持つ人間も確かに存在するようです。しかし、一般的な能力しか持ち得ない人間であっても、周りから羨まれるような能力を、後天的なトレーニングによって身につけることは、決して不可能なことではありません。

 たとえば「速読術」という言葉をあなたはご存知かと思います。速読術とは、文字通り高速で本を読むための技術です。一般的な読書では、早くても1分当たり5000字程度が限界とされる速度を、速読術を用いることで1分あたり10万字程度まで引き上げることが可能となります。

 さてこの技術、頭が良くなければ習得はできないものでしょうか。達成速度に個人差はありますが、練習を積むことにより、実は誰もが習得可能です。つまり、誰にでもできるのです。では、この驚異的ともいえる技術は、どのようなメカニズムによって実現しているのでしょうか。

右脳によって実現する能力とは

 右脳の働きについては、すでに各所でふれてきていますが、ここで簡単に復習するならば、情報を写真に写すように記憶したり、それを瞬時に処理する能力、ひらめきや直感能力、心に映像を描くイメージ能力を、右脳は得意としていることが知られています。

 一方左脳では、物事を論理的に捉えてそれを組み立てて認識する能力を持っており、私たちは実社会において、主にこの左脳を働かせることで、さまざまなことの認識や問題解決などを行っているとされています。つまり右脳と左脳では、機能特性が大幅に異なるわけです。

 ちなみに、天才と呼ばれる人々の多くは、実は右脳の力をとても上手に使いこなすといいます。たとえば将棋で頭角をあらわす人の多くは、右脳の使い方が上手であることが知られています。もともと将棋には、左脳による論理的思考が不可欠です。しかし、将棋が強い人の多くは、右脳をより多く使いこなすといいます。不思議に思えるかもしれませんが、右脳をうまく使いこなせるようになると、戦術が先に、その裏づけは後に頭に浮かぶといいます。結論から先に得ることができるわけです。

 また、先の速読術も右脳を効果的に使うことで実現する方法といえます。速読を実際に習得された方であればおわかりかと思いますが、練習を積むことにより、ページ単位で写真を撮るかのごとく頭に投影することができるようになります。また、投影された情報は頭に染み込ませるように理解することができます。これを高速で繰り返すことで、1冊を短時間で読破しているのです。

3歳くらいまでは右脳学習をしている

 実は、3歳くらいまでの子どもは、右脳を使った学習をしているといわれています。この世に生を受けた瞬間から、子どもは多くのことを学ぶ必要性に迫られます。本能的な能力は別としても、それ以外はゼロからすべて習得する必要があるからです。

 脳が急速な発達を続ける中で、子どもは言語を覚え、そして身の回りに存在する様々なものやその名前、コミュニケーションや社会的ルールなどを学びます。お子さんとともに過ごされているお母さんであれば、その学習スピードには、日々驚かされるはずです。

 子どもは教えたことをすぐにでも記憶します。「どこでこんな言葉覚えたんだろう」と思われたことも多々あろうかと思います。つまり子どもは、大人以上に多くのことを短期間で学習する必要があるわけですが、この天才的ともいえる吸収力を実現するために、子どもは右脳をフルに活用する必要性があるわけです。

 ところが3歳を越えるあたりから、右脳学習から左脳学習へと切り替わるといいます。これは現在の教育が左脳に重点を置いたものであることにも原因があるようですが、社会性を保つためには、左脳が得意とする思考や論理の組み立てが不可欠だからともいわれています。

早期からのトレーニングで右脳を活性化

 3歳以降、左脳学習へと切り替わる流れを、左脳右脳ともに機能させ続けることができれば、他の子どもたちに比べて高い学習能力を得ることになります。そしてこのための練習こそが右脳トレーニングということになります。

 見たものを瞬時に記憶する能力を継続することができれば、自ずと学校の成績を上げることができます。また、日々の勉強も、楽に進めることができることから、勉強嫌いになることもありません。

 さて、では右脳を活性化するためのトレーニングとは、どのようなことをすれば良いのでしょうか。これには、右脳を活性化させ続けることに加え、右脳で得た情報を左脳で処理する連係動作を誘発させる必要があります。つまり右脳と左脳をバランスよく使いこなすことができるようなトレーニングを施せばよいわけです。

 実は、これまでに推奨してきたカードや本の読み聞かせなどの遊びは、右脳を活性化するために大変有効なものとされています。

 カードを繰り返しお子さんに見せることで、お子さんはカードをイメージとして記憶していきます。次々に視野に飛び込む画像や文字は、実は大人のように記憶しようとしてもなかなか頭には入りません。しかし3歳児までの子どもの頭は、右脳が活性化していることから、これを難なく頭に焼き付けることができるわけです。つまり、右脳を活性化させることで、本来は徐々に消え行く能力を、定着させることに一役買っているわけです。

 また、本の読み聞かせは、当初は本の中に描かれていた絵を楽しみながら進むものの、そのうちに子どもは本を見なくても楽しめるようになります。耳にしたお母さんの言葉を、脳内でイメージしつつ楽しむことができるようになるからです。

 さらには、度重なる読み聞かせによって完全に記憶した物語を、お子さんは絵本を見ながら難なく暗誦することができるようになるはずです。当初はまだ活字を追うことはできませんが、子どもは絵本を素早くめくりつつ、そのに記してある文字を、あたかも高速で読むかのように暗誦をすることができるようになります。

 そしてこれらの遊びが、子どもに対して高い記憶能力を作り出すことになります。大量の記憶とその再生は、左脳のみでは限界を超えますが、これらの遊びを日々続けることにより、左脳のみならず、右脳が記憶作業を補完するようになります。右脳左脳の双方をバランスよく使いながらの学習が、次第に身に付くようになるのです。

右脳トレーニングが完全記憶の扉を開く

 先に速読術についてふれています。速読術ではページ単位の情報を、個々の文字としてではなく、ページ単位のイメージとして脳に投影します。このことで高速で本を読むことを可能としていました。

 右脳トレーニングではこの能力、つまり「完全記憶」を高めるといわれます。速読によって誰もが高速で本を読むことができるようになるのと同様に、子どもが本来持ち合わせている右脳の能力を高めることにより、日々の学習能力を高いレベルで維持させることこそが、右脳トレーニングの狙いのひとつといえるわけです。

 実際に完全記憶を身に付けた子どもは、小学校に入学した以降も、とても高い成績を維持することが可能です。彼らの中には、新学期になって新しい教科書を手にすると、待ちきれずにすべて読み込む子どもがいます。

 驚くことに、彼らは教科書を何度か読むうちに、文章や図版、脚注の説明などを正確に記憶します。中には「30ページの6行目は?」という問いに、即座に答える子どももいます。しかし彼らに勉強をしているという意識はありません。興味を持って読んでいるうちに、教科書の全ページをイメージ記憶として脳に投影しているわけです。

 教科書のすべてを記憶している子どもがどのような成績であるかは、誰にもおわかりになることでしょう。右脳トレーニングには、これほどまでに大きな効果をもたらすことになるわけです。

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本サイトへのアクセスありがとうございます。RYUです。これまで教育関連で幼児教育に携わりつつ、多くの子供たちの教育現場に立ち会ってまいりました。この中で、早期教育がその後の子供たちの人生を豊かなものにしていく様を見てまいりました。ここでは、そんな経験をもとに、胎児幼児の効果的な教育技術についてわかりやすく紹介してまいります。ご参考いただければ幸いです。

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